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TRPG感想長期保管庫

初期同居人組 みやちゃん、それとNPC

シナリオクトゥルフ神話TRPG 同居人のネタバレ有

未通過の方は、ご遠慮ください。





シナリオ中でのみやちゃんとたからちゃんの対比おもしろいな~なんてふんわり思った。

実際、たからちゃんはシナリオ当初 ロスト済みになってしまっている。鬼嶋のヒプノシスによって、みやちゃんの記憶を頼りにでっちあげ作られた幻覚というか そういうやつなわけで。

なつのまは個人的にシナリオ中でのたからちゃんは、みやちゃんのメンタルや感情なども含んで構成された"たからちゃん"なのかな。と勝手にKPは考えました。


いや、彼女*1実際には幽霊だとかそういうのではなく幻覚体であって、このときに本人なのかと立証が難しいわけです。

毛布が秘匿チャット最後のさいごにつぶやいた「みやちゃん強く生きて」は、事故の当初彼女が事切れる際にすでに思われてるわけで


そんな以上の内容を含めると、やはり別記事でも若干ほのめかしましたが みやちゃん自身が抱えてしまった大事な人が目の前で死んでいるという事実と、
それを受け入れたくないという思いから都合良く他者によって作り出された本人立証が難しいたからちゃんと、

本来、心の底に押し込めてシナリオの最中忘れてしまった"死んでいる人が話して動き回るのはありえない”という概念

特に最後のものに関しては、たからちゃんの良い発狂チャンスによりさらにこの要素が強く出て見えてたら面白いなと思いました。
率直に言えば、見方を変えたら みやちゃんが抱えているすべての不都合や恐怖、懐かしさ、居てほしいという思いから おっかなびっくりな怖い行動をしたりするたからちゃんが生まれたのかなと思ったわけです。



別の話になりますが,
たからちゃんを確認できたのは序盤から話すことができている鬼嶋と、夕食に誘われた際に催眠をかけられた堂島さんです。

堂島さんは最後のエンディングの時に言いましたが、たからちゃんが事故死した事件に関しての担当だった。

「明日改め来る」と彼は言いましたが、おそらく探索者が催眠をかけられて家の周りに塀があるように錯覚したとおり
彼も催眠にかかっているわけですから それらで入れなかったのかな~なんて ねつ造しておきます。

みやちゃんが無事に家から出てきた瞬間、催眠をかけていた鬼嶋が死んだため  堂島の催眠が解除され 外に出たみやちゃんと出会う確率は高いと思います。

夜通し入る方法をさがして、朝日がのぼってきた…探索者達は無事なのか、大丈夫か?と心配してたら急に「合ったはずの塀が急に消えた!」とかこのときSANcしてそうこの人。

みやちゃんが外に出てからは大変でしょうね。

彼女は何か血だらけだし、えらく憔悴しきってるし。家の中をみたら、ダイニングで鬼嶋死んでるしで。
個人的に鬼嶋を殺害したとして、十分な正当防衛になりそう(食材庫とかみたら鬼嶋がやってたこと全部分かるし)。

みやちゃんは一時事件に関係あった人だって調べられるだろうし、その時にあらためて 堂島さんは優しい人なので聞き取り調査の担当してくださったりするでしょうね。


堂島もたくさんの警察の人があふれかえった中で、彼女が泊まっていたっていう寝室を見れば 二人分の荷物を見るわけだし、

けど出てきてもおかしくない たからちゃんがいないこととか、他の担当者に過去の事故の記録を調べてもらえば たからちゃんはやっぱり死んでいるというのはあらためて調べが付くだろうし。

事件の概要的には、『 過去担当した患者を精神科医が長期間監禁。洗脳などをし、非人道的行為を強要させる 』といった感じになりそう。

堂島もそのように事実を受け止めると思いますが、どこか別のところで「彼女はみやちゃんが心配で、一緒について行ったのかな」と みやちゃんの立場を踏まえてそう思ってくれそうですね。


なんにせよ、みやちゃんは もう一人なわけで。彼女がどうやってこれから生きていくのかは本人次第ですが

明るい未来の妄想をするならば、みやちゃんの写真の個展を 堂島さんが見に来てくれるなど そんな未来がいつか何年先にでもあったらいいなとKPは思います。もちろん、たからちゃんもそう思ってくれるはず。



※以上は、KPのすべて妄想・勝手な考察です。

*1:たからちゃんのこと